中学受験、大成功！息子に来て欲しいと門を開いてくれた学校に、喜んで進学させたい！と思いました。子どもの本当の気持ちが聴けました。
家族で乗り越えた先に得たものは･･･

2020年2月受験（東京）男子ママ　藤井さん（仮名）

我が家は3年生の2月に大手塾に入塾し受験に向けてスタートしました。
ある程度は覚悟していましたが、これほどまでに過酷になるとは思いもしませんでした。   しばらくして日に日に覇気がなくなり沈んでいく息子。 中学受験のストレスや影響という事は周りから見ても明らかで、今思えばそれが息子からのSOSだったように思います。   しかし私は、周りの事など一切入らず、「もっと勉強させないと」と子どもを追い詰め「何でできないの」「情けない」等、責め続け、子どもとの信頼関係も悪化。
親子で追い詰められ精神的に参っていました。。。   このままでは精神崩壊すると思っていたところ、ネット検索したセミナーで美佐コーチのお話を聞き4Blissと個人サポートを受ける決意をしました。   4Blissでは子どもへの声のかけ方、自己肯定感を伸ばす方法、全てが新鮮で目からウロコの事ばかりでした。
そして、私は、「絶対に”受験してよかった”と、親子で笑顔で言う！」と強く心に決めました。   しかし、学んだことを実行しても、最初はなかなか子どもの様子も変わらず、私がこれがけ頑張っているのに何で？と、子どもに対して「〜することができない」「直らない」「やってもダメ」とできない事にしか目を向ず、イライラがエスカレートしていた様に思います。自分の感情を全て子どもにぶつけていました。   美佐コーチからは ”何のための受験なのか” ”子どもとどうなっていたいか” ”子どもへのプラスの声かけ”　など
何度も初心に戻る声かけをして頂き、自分を取り戻すことができました。   学校から呼び出しがかかり、学校生活態度の指導を受けるときもありました。   塾の先生からは「息子さんを立て直すには地方の寮の学校がいいと思います。本気で検討してください。」とまで言われ

パパと「塾もお手上げ？」と絶望感でいっぱいになったこともありました。   しかし、最後まで子どもと共にやり切る！子どものことを支え続ける！と決めた以上、受験をやめるという選択は一切ありませんでした。   美佐コーチからアドバイスを受ける度に【自分の思考の癖】が分かり、
おかげで一番の問題は子どもではなく自分自身の行動だった事に気がつくことができました。   「何がそうさせてしまったのか？」を考えることによって、
子どもの気持ちや自分自身の行動の癖なども分かり、改善に向けてどうしたらよいかが見えてきました。   頭では分かっていても行動に移すのはとても難しく、何度も何度も、美佐コーチのアドバイスを受けて、ここまで前向きに子どもと向き合うことができた事に感謝しかありません。   いよいよ試験が近づき、試験前日には今まで頑張ってきた息子を労い、自分を信じて力を出し切ろう！と家族で応援しました。   我が家は1日目午前中に第二志望校、その合格を持って後の数日間にわたる本命校に臨む戦略でした。   1日午前の第二志望校は見事合格！
このことは彼や家族の自信となって本命校に臨みました。   しかし、状況は厳しく、1日午後、2日目と受けてもご縁が頂けませんでした。
3日目の朝、心が折れてしまった息子は「無理」「どうせ受からない」「行きたくない」を連発して布団から出てきませんでした。

そんな姿を見てかける言葉すらありませんでしたが、時間ギリギリに毒づきながらも、自ら準備をして会場に向かいました。   マイナス言葉を連発していた息子でしたが、会場に入った途端、しっかりと挨拶をし、目つきがガラリと変わりました。

  子どもは本当に強い！涙が出ました。
信じて待って良かったと思いました。


残念ながらこの日もご縁がありませんでした。
最終日、4回目の試験は倍率も高く最難の挑戦となります。
そこで、息子に、ここまで頑張ってきたことを心から労い、

「あなたは今後どうしたい？明日の試験はどうしたい？」

と、息子自身の気持ち、本音を聴くようにゆっくり会話しました。   息子は最初迷っていましたが、ダメでも受かった中学（第2志望校）に行けるし、本命校の最後のチャンスをやらないで後悔するより、やってスッキリしたいとのことでした。   翌朝、笑顔で「頑張ってくるね！」と言ってパパと会場に向かいました。   4回目の挑戦も、残念ながらご縁をいただけませんでした。

息子は悔しがっていましたが、顔は清々しく、最後まで諦めず頑張り抜いた自信に満ち溢れていました。

本人の気持ちが聴けて良かったです。また最後まで挑戦し続ける姿を見えて、良かったと思います。   本命校は残念でしたが、ご縁を頂いた中学に進学が決まり、我が家の中学受験は終了しました。   息子に「中学受験やってどうだった？」と聞いたところ、最初は軽い気持ちで受験すると言った事をとても後悔したそうです。

塾の勉強について行けず辛かったと。
でも今は「辛くてもやめずに頑張れたことが、とても嬉しかった。自分にもできた！やって良かったと思う！学校に行くのが今から楽しみ。僕、頑張るね！」

と目をキラキラさせて話してくれました。
子どもの本当の気持ちを聞けた瞬間でした。
その時、私は、息子に来て欲しいと門を開いてくれた学校に、喜んで進学させたいと思いました。   当初は親子関係で悩み、子どもの態度も悪化し、塾からは「受験以前の問題」とまで言われ、本当に受験できるの？さえ思ってずっと悩み続けていました。   しかし美佐コーチから学んだ、”自分を変えること”が最大の武器となって伴走する事ができました！   特に私の中で、美佐コーチの「何がそのようにさせてしまったのかを考える」 という言葉が、自分の感情のコントロールに効果を発揮しました。   笑顔で言えます！「中学受験、大成功！」   本当にありがとうございました！感謝申し上げます。   中学受験の勉強も大切ですが、私にはそれ以上に必要な親子の信頼関係を徐々に回復出来たことが何よりの宝物です。   結果が全てではなく、ここまで来られたその過程が、とても大切だったということに気づくことができました。   息子には開かれた未来が待っています。
この困難を乗り越えたからこそ、何にでも立ち向かえる自信と希望を持って歩んでいけると信じています。