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コラム

メンタル、コーチング、アドラー心理学、潜在意識、中学受験、勉強法、親子コミュニケーション、心の鍛え方など

21世紀型の子育て論10訓

21世紀型子育て10選

教育者、石田勝紀先生のブログから

『論理より感性』
こうすべき、こうあるべきより
こうしたい、こうやりたい、感じたことを大切にしよう。


『偏差値より価値観』
学歴社会の日本ではなく、
あなたは、何を大切に生きていますか?
自分は、何をしたい?
価値観を大切にできる生き方ができる人に育てよう。


『指示待ちより主体性』
言われたことをその通りに正確にやってくれる人が以前を求められたが
それはAIロボットがやってくれる時代になる。

これからの時代は、自分で考えて生み出すことができる人が求められる。


『反省より振返り』

反省というとネガティブ感情になり、行動は変わりません。
これからは振返り、改善策を探すことが大切になります。
それが「学び、成長」です。


『PDCAより即実行』
企業で求められる仕事の仕方が、このPDCA
Plan 計画、仮説
Do 実行
Check 検証
Action 改善
今も大切なやり方ですが、これからの時代はスピード重視!
これからは面白い、即実行!

子育てでも、
子どもに勉強計画を立てさせて勉強させるよりも、
面白そうな勉強はすぐ実行していこう!
直感的に、ピンときたことは即実行!


『知識獲得より知識活用』
塾に行くことや資格をとることは知識を得ることですが、
大切なことは、得た知識を何のために活用するか?
何をしたいから、どんな知識を活用するかを考える力です。


『ピラミッド型組織より
ネットワーク・コミュニティ型』

年功序列で、変わりの人がいる組織型より
これからの時代は、自分の強みを活かした者同士のネットワークコミュニティ型に。
だからその人の変わりがいないので、任せられる人、頼りにされる人になります。
自分にできないことは、もちろん人に頼もう。
そういうその子の強みや個性、特性を活かした仕事で、人同士が助け合う時代になる。


『気合い・努力・根性より楽しい、ワクワク、面白い』

昭和型は気合い、努力、根性でがんばってきた。それはそれでとても重要なこと。
さらに進化するためには楽しい、ワクワク、面白いがキーワードに!
そうするとさらにひらめき、アイデアが生まれて発展していきます。

『受信より発信』
テレビ、新聞など、一方通行型メディア
学校の授業も、先生からの一方通行型の教育でした。

しかし、これからの時代は、SNSを中心に自己発信型に。

発信側(教師)は、問題提起し、受信側(生徒)は、それについて考えてさらに発展させることが重要です。

『スキルよりデザイン』
技術は変わりにできる人がいるけれども、AIがこれからは台頭してくる時代になります。

デザインはクリエイティブ。
ゼロからイチに生み出せる人こそ希少価値があると必要とされるでしょう。

以上、21世紀型子育ての10選。

そんな子育てを意識して実践してみませんか?
親も思考力と決断力、判断力、行動力が求められる時代ですね。